日米の野球界で活躍された松井秀喜選手が引退しました。
私にとっては最初にはっきりと自覚して憧れたヒーローであり、
彼がプロ入り以来毎年飛躍していく姿を見て、自分のこと以上に嬉しかったことが
懐かしく思い出されます。
なぜここまでこの選手に魅了されたのか。
野球選手として唯一無二の超一流であったことは、
私が改めていうまでもありませんが、
それ以上に人間性の素晴らしさに惹かれた部分が大きかったと思います。
謙虚さ、誠実さ、協調性、熱意…
もちろんメディアで伝わる以上のことは知りようもありませんし、
聖人君子のような堅物というイメージも無く、
遅刻魔であり下ネタや風俗ネタをこよなく愛するという一面もありました。
それでもこの人の人間性の素晴らしさは、
どんなメディアの情報を見聞きしてもありありと伝わってきました。
彼にまつわる逸話で一番好きなものは、
中学校以来人の悪口を言ったことが無い、というものです。
その行動に至る経緯はウィキペディアで見て頂くとして、
それを続けることがどんなに困難なことであるか、
想像もできません。
ただ彼にとってはその行為を続けることは、
ごく自然なことであり、
それ故に真の人格者であると言われる所以なのでしょう。
彼が今後どんな道に進んでも成功することは間違いないでしょうし、
野球界だけに留まる人物でもありません。
松井さんのこれからの活躍を心からお祈りしております。
0 件のコメント:
コメントを投稿