2015年1月30日金曜日

バスケのシュートに酔う

部活経験者ではないですが、やるのも見るのもバスケットボールが一番好きです。


フルコートで5×5とか、ハーフコートの3×3なんてやったら、20分くらいで体が動かなくなるほど自分自身のスタミナは無いのですが、なにしろシュート練習が異常に面白いのです。このスポーツは。


ゴルフの打ちっぱなしが一つの娯楽として成立しているように、ゴールさえあれば一人でいつでもできるバスケのシュート打ちっ放しは、スポーツ施設に専用の場所があってもいいのでは思う程です。


ゴルフでスコアとか飛距離が練習すればする程伸びる喜びと同じで、どんどんシュートが正確になり、シュートレンジが伸びて行く快感ときたら、もう…言葉がありません!


学生時代のバスケ部の練習光景見て、バスケットとはマラソンとか中距離走のような苦行だと敬遠する人も多いと思いますが、シュート打ちっ放しは違います。


一つの正解の型、究極のシュートフォームを求めて静かに鍛錬する様は、おじいちゃんやおばあちゃんでもできる武道やゴルフに通ずるものがあります。


年配の方にフルコート走れと言っても無理ですが、フリースローはできます。キャッチアンドシュートもできます。ゲートボールと同じように標的を狙うゲームですから、ゲートボールの派閥争いに疲れた愛好者の方へ代わりに薦めてみてもいいかもしれません。


幸運にも近くにバスケのゴールがある人は↓の動画を見て、今すぐシュート打ちっ放しの快感を味わってみてください!!この人(レイ・アレン)シュートフォームきれいでしょ☆




2015年1月23日金曜日

浅草好きやねん

本格的に革の製作をするようになり、金具の発注や材料の買い付けで、去年の秋から何度も浅草に行くようになりました。


昔観光で浅草寺や花やしきに行ったことが、とても良い思い出として残っていることもあり、中央線を大横断してゆく道のりはいつも楽しく、用事が済んだ後も何かしら道草をして、毎回何かの発見があります。


ふらっとゆく店の主人は話し好きの人が多く、時にとても勉強になるお話をしてくれます。


ごちゃごちゃとたくさんの物が無造作に置かれていることが多いので、お世辞にも見た目が洗練されているとは言えませんが、お店には人を寄せ付ける温かみがり、高いものも安いものも実が沢山詰まっているのです。


銀座や表参道のお店はそれはそれは綺麗に飾り付けられ、見た目はよろしい商品もたくさんありますが、なにか人を寄せ付けない冷たさのようなものを感じることがあります。

雑然としているけど、絵になるという点では、吾妻橋の和風の欄干と、アサヒビールの金色の◯◯◯と、スカイツリーの見事な調和の構図に集約されていると感じます。


新しいものでも古いものでもとりあえずなんでも取り込み、景色にそぐわないだの、高さが高すぎるだの、そんなくだらないことを超越した面白みがあります。


上品も下品も無い懐の広さや、おおらかさがある、まさに「生きた」街だと思うのです。


今度行くときは、浅草演芸ホールとか東洋館のあたりをブラブラしてみようかな〜











2015年1月19日月曜日

Nike(ナイキ)のデザイン

誰もが知っていて、もしかしてその製品を一回は買った事があるかもしれない企業、それがナイキです。

意識するしないに関わらず、ナイキの製品というのは、デザインとスポーツに興味があれば自然に目に入ってきます。それも毎年毎年もの凄い数です。

良く言えば時代の感覚を掴むセンスがありますが、悪く言えばものによってはあっという間に古びてしまうものも多い。

毎年とてつもない数の製品を投入するので、信じられないくらい心を掴む絶品がある一方で、いかにも間に合わせのようながっかりな製品もあります。まさに玉石混交という言葉がピッタリと当てはまります。

製品の耐久性に関しては全くもって疑問符が着きますが、新鮮なデザインやコンセプトの魅力によってついつい気になってしまう、なんとも不思議な企業です。

目指すコンセプトとは真逆ではありますが、新鮮さを追い求め無い限り革新はありえませんから、ナイキの動向は常にチェックしているのです。


良くも悪くもアメリカ企業のダイナミズムというは、やはり日本企業とは全然違いますよね…


一ファンとしては、機能性の代償として耐久性に目をつぶりますので、せめてパタゴニアの製品のように製品リサイクルの輪をきちんと整備してくれれば、より魅力的なブランドになるのではないかな〜、と思う次第です。






2015年1月10日土曜日

好きな風景-古い建物

歴オタだからどうかはわかりませんが、お寺とか神社とか民家でも何でもいいんですが、古い建物を見ると心の癒やしのツボがよろしい具合に押されます。

建物は有名なものや観光地化されていなければいない程よい。ただし廃墟マニアではないので、人が利用している気配が無い建物は魅力が半減します。

そういうわけで、やはりちょうど良い塩梅のものとなると、ほどほどの人口がある山里や漁村の建物になる場合が多いですね。

さらに言うなら、予め建物を目的に見に行くのではなく、散策のついでに偶然発見する、というパターンの方が感動は倍増します。

例えば山歩きをしていて、薄暗くなった下山途中にちょっと不安がよぎる中、ふと現れる小さな祠や神社やお寺の存在がどれほどありがたいことか、ほっとすることか、山歩きをされる方には共感されることも多いと思います。

地域によっては、コンビニより美容院より歯医者より多い寺社仏閣の数。

信仰心の強弱以上に心の癒やしの場所がそこにあると、昔の人は分かっていたのではないかと思うのです。ある程度年齢を重ねるとそういうことが分かってきます。




2015年1月6日火曜日

正月にローピン

今年の正月はずっと風邪気味だったこともあり、ほとんど出歩かず寝正月でした。

出歩かないとはいえ、正月料理やタダ酒が目の前にあるわけですから当然普段以上に飲み食いはするわけで、案の定毎年恒例の正月太りの冬であります。

今年は二日酔いする程深酒をしない代わりに、せっかく実家にいることだし手伝いを兼ねて料理をすることにしました。といっても、いかに簡単に早く美味しいものを作り、そして食べるのが私の理想ですから、そんなに凝った料理はしません。せいぜいお雑煮とかチャーハンとかすいとんとか、そういったものです。

味付けはさておき、元々刃物が好きなだけに、野菜を切ったり肉を切ったりするのは全然苦ではないどころか、とても楽しい一時です。

変わったところといえば、以前『美味しんぼ』で読んだ「ローピン」という中華風パイみたいな料理を初めて作ってみました。非常事態の時に少ない材料で簡単に作れてなおかつ美味しいという、サバイバル男子の心を絶妙にくすぐる設定のため、前々から気になっていた存在の料理でしたが、初回は皮が厚すぎて大失敗…。二回目は慣れて適正な皮の厚み(大体餃子の皮くらい)がわかったので、大変美味しく出来上がりました。

普段料理をされている方々からすればたいしたことないかもしれませんが、やはり何歳になっても、普段は深く関わっていない分野で息抜きができたり新しい発見があれば楽しいものなのです。